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沿革

<ACROSSとe-dream-s>

NPO法人 ACROSS(アクロス)は、英語教員による手作りの自主研修グループです。1975年に設立され、発音訓練から ドラマ、スピーチ、プレゼンテーションなどの訓練を通して、英語教員に必要な力を磨いてきました。 2000年3月に活動の広がりに合わせNPO法人"e-dream-s"を併設し、その後、2017年1月に2つの組織を統合し、名称を「特定非営利活動法人 ACROSS」に変更しました。

<ACROSSは今>

1英語教員研修

英語教育を取り巻く環境や、社会のニーズに対応しながら活動を作って来た教員研修団体としてのACROSSは現在、研修活動を会員内に限り、社会貢献のためのプラットフォームへとその活動の重心を移行させています。

2社会貢献

NPO法人ACROSSは広く賛同者を募って、教育に関わる社会貢献活動を進めています。現在、カンボジアの学生支援、日本の学生との交流プログラムが進行中です。

3多文化理解

1987年の第1回アジアツアー(韓国:ソウル・済州島)から始まり、2018年まで30回以上の多文化理解のためのツアーを行ってきました。2020年のツアーも計画中です。現在会員外の参加は募集しておりません。

<歴史>

前身は『発音研究会』

中津燎子著『なんで英語やるの?』(1974年発行)に触発された教員が、日々生徒が聞くことになる「自らの声や英語の発音を改善したい」という思いで、中津燎子さんに指導を請い始まったグループでした。

 

1975年 ACROSS創設

英語教員の自主研修グループとしてACROSSは、日本語ネイティブの英語教員を対象とした体系的なカリキュラムを作り、音声訓練を行ってきました。さらに、表現技術を学びながら自己表現力をつけるための研修、授業交流や英語教授法の学習など、多岐に渡る現職教員のための研修を作ってきました。また、多文化理解のための学習会やアジアツアーをはじめとした海外研修も計画実施してきました。

2000年 NPO法人e-dream-s設立

社会貢献に関わる活動をさらに広げるために、NPO法人e-dream-s(イー・ドリームズ)を立ち上げました。まず、教育に関わる社会貢献のかたちとして、教育用写真アーカイブ事業を開始し、2003年から6年間にわたり、日本万国博覧会記念基金事業の支援を得て、韓国教員との交流プログラムを実施し、日本語・韓国語・英語の3カ国語による相互文化理解教材「Rainbow Over the Strait」を作成しました。

 

2011年 カンボジア教育支援プロジェクト開始

2011年からカンボジアの学校への教科書支援事業活動を、2013年からは奨学金支援事業を開始しました。2017年からは、ACROSSが奨学金支援を行ったカンボジアの学生を日本に招致し、日本の生徒・学生との相互文化交流事業に着手しています。

 

2016年 NPO法人ACROSSへ

ACROSSの原点である教員としての授業力の向上、語学教育に求められる多文化理解能力の開発、e-dream-sで行ってきた社会貢献のさらなる推進、これらを相乗的に進めることを目的に、e-dream-sはACROSSと統合し、「特定非営利活動法人ACROSS」と改名しました。私たちは、常に学び・成長する教師でありたいと思っています。

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